高知シティFMと市民活動
2000年4月の高知シティFM開局と同時に、番組を開始。「けんちゃんの吠えるウォッチング」は週に5日、月に20回、年間240回番組をしました。3年間で720回番組を制作しました。
2003年4月から「けんちゃんのどこでもコミュニティ」では毎回ゲストを招き、話していただきました。政治、経済、文化、市民活動の分野、年齢、職業を関係なしの人たちからいろんな話を聞きました。
(7回開催された「番組出演者交流会」正真正銘の異業種交流会です。)
それを番組終了後に休日にテープを聴き、要約筆記をしてホームページを作成しました。一部はWEBラジオにして広く見聞していただこうとトライしました。こちらも3年間で720回やりました。ホームぺージも充実しています。1市民がこしらえたにすればです。
また番組出演者の皆さんのなかには私が作成したゲスト紹介ページを活用されている人もおられます。県外などで活動される場合に、事前に相手方が自分のことを知っていたこともあるようです。「どこでもコミュニティ」が検索エンジンによくひっかかるので、それで見つけて事前のレクチャーをしていたからです。そうした「前向き」な活用事例があることは大変嬉しいことです。
番組のおかげで社会時勢や市民活動を観察し、ゲストに招聘し、話を聞くようになりました。それを正確に聞き取り、それを私心をいれずに情報発信しました。
2004年1月1日からブログをはじめました。80数人の人たちのブログ作成をサポートしました。橋本大二郎前知事にもブログを薦めました。沢山保太郎東洋町長のブログは実際に東洋町へ行きサポートしました。
今の時代市井の市民が気軽に情報発信できる時代です。
「情報は出せば出すほど、入って来ます。」事は事実です。
得られた教訓
1)自分の親しい人たちだけでの交流は情報入手の手段が狭まります。
2)異質の人たちの世界の話を聞くことで、自分の世界が広がります。
それが高知シティFMの番組作成であり、番組終了後のホームページやブログの作成活動でした。
3)まちづくりにおいては「情報公開」と「市民参加」がなにより必要です。行政と市民のパートナーシップの段階は高いレベルです。
4)自分の発信するラジオ番組、サイト、個人ブログも公的なメディアである自覚もできました。表現や記事の信憑性についてもきちんとした調査が必要です。つくづくそう思います。
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