規制緩和は責任放棄であった
とめどもなく広がる「汚染米」問題。「やかましい」発言の大田氏が農林大臣をしているのですから、解決などできるはずがありません。「人体に影響がない」というのなら、毎日汚染米を毎日食べてみたらどうだ。
国会議員食堂でも汚染米を食べてみろ。できもしないであれこれ言わないでいただきたい。
そもそもこの問題。2003年頃の小泉内閣時代の「規制緩和」によるものが多い。お米の販売を登録制から届出制にし、扱い量が少なければ認可申請もいらないことにしました。
食料自給率から言えば100%自給できる米ですが、外国からも米を輸入しなければいけないことになりました。それはいいですが、規制緩和したために、毒物や農薬が大量に混入した危険な米を調査し、検査することが不可能になりました。流通ルートの把握が出来なくなったからでしょう。
「食の安全・安心」を取り締まることが出来なくなりました。売れないやっかいな輸入米をさばく三笠フーズは農林省にとってはありがたい存在であったようです。捜査の進展によっては国の根幹を揺るがす問題になるような気がします。
(やはりこの人の時代の政府の政策は、日本を「格差社会」にしただけでなく、国民の「食の安全」も脅かされることになりました。)
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