« メラミン樹脂は悪者なのか? | トップページ | 10月7日は高知1区4人の候補者討論会 »

2008.09.29

総選挙に関心を持とう

 よくわけ知りに言う人がいます。
「誰に投票しようが、誰が選ばれようが、われわれ庶民の生活には関係ない。」などと言います。完全な間違いです。

 昨年の4月の東洋町長選挙で、現町長の沢山保太郎さんではなく、前町長が選挙で当選しておれば、いまどきは高レベル放射性廃棄物最終処分場建設のニュースが全国に飛び、高知の野菜や水産物や観光の販売に大きな影響が出たことでしょう。
Hatikin01
(高知県民は昨年の東洋町民の頑張りに感謝しないといけないです。)

 それで今回の衆議院選挙特に重要。前回の2005年の衆議院選挙。小泉首相が「郵政選挙」と改革派ぶって議席を大幅に獲得したことにより、後期高齢者医療制度も強行採決し、米の流通ルートも「規制緩和」したことで「食の安全」が脅かされ、「人材派遣業務の規制緩和」で勤労者の待遇と賃金が大幅に悪くなり日本は「格差社会」になりました。

 これはすべて2005年の「郵政選挙」で自民党が大勝した結果そうなったのです。安部首相にいたっては与党の3分の2の議席を利用し(自分が獲得したわけでもないのに)、教育基本法を改悪し、憲法改正を前提とした国民投票法案を強行採決してしまいました。
 あまりにも国民生活にかけ離れたことに熱中していたので、国民から見放され政権は崩壊しました。

 昨年の参議院選挙で国民の意思は示されています。「ねじれ国会」は民主主義の表れであると思います。さて今回の衆議院選挙の注目は「与野党逆転」があるのかないのかでしょう。

 国民は「1度は民主党を中心とする野党に政権運営をやらしてみたら」となっているようです。自民党では人材が枯渇(中山前国土大臣のような変わり者はおるでしょうが)しているようですし。

 野党政権の審判は2010年の参議院選挙で問われますし。それまで1年10ヶ月しかありませんし。

 この秋アメリカでも「改革」「変革」が政治のテーマです。日本での「変革」はとりあえずは「政権交代」でしょう。そのときまた今後どうするのか国民各位は考えたらよいのです。

|

« メラミン樹脂は悪者なのか? | トップページ | 10月7日は高知1区4人の候補者討論会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 総選挙に関心を持とう:

« メラミン樹脂は悪者なのか? | トップページ | 10月7日は高知1区4人の候補者討論会 »