水道哲学を再評価しよう
随分昔に読んでいるので記憶がはっきりしませんが、確か松下幸之助氏が「水道哲学」を語っていたように記憶しています。
「通行人が民家の蛇口から水道水を飲んでも、盗人とは言われない。それは水道水が安価に大量に供給されるからだ。」とかではなかったでしょうか。
今朝のテレビで水道事業を民営化し、フィリピンのマニラで実績を上げている日本企業の特集をしていたので、思い出しました。水道事業を民営化すると、貧乏人は水が飲めなくなり弊害もまた多いと聞いていました。それをこの企業はどう克服したのか興味がありますね。
「水道哲学」こそ松下流ホームネットワークの極意(ITメッディアニュース)
「不況の時にはお金持ちはどんどんお金を使いなさい。」と言う言葉も松下翁は言われていたように思います。
誰もが安価に大量に、簡単に使うこと。この思想をもっと拡大すべきでしょう。インターネットなどもその1つでしょうが、地方では未だに高速回線が来ておりません。
最近流行で格差社会をこしらえ、日本人の誇りを砕いた「新自由主義」とは対極の考え方であると思います。
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