やはり最終予選は厳しい
2010年の南アフリカ大会の出場権をかけたアジア最終予選の日本VSバーレーン戦。アウエー(敵地)での初戦でした。試合開始が日本時間の午後9時半でありました。イスラムのラマダン(断食)期間中で日のあるうちは食べ物を口にしてはいけないという習慣だそうです。
試合会場を流れる独特のコーランのリズム。身体能力のあるナイジェリアやモロッコ、チャドの選手を帰化させるお国柄。しかも今石油高騰で大儲けしている。どんな強化をしてくるのか不気味でした。しかも日本は3月のアジア2次予選でこのスタジアムでバーレーンに0-1で負けていますし。
苦戦は予想されましたが、出足は日本は良い。前線からFWの玉田と田中がボールを追廻、2列目の松井と3人で攻撃ともなればドリブルでバーレーンの守備へ切れ込む。たまらずファイル。前半18分にフリーーキックから中村俊輔が待望の先取点。
前半終了間際も積極的な仕掛けで、PKを獲得。遠藤が落ち着いて決め前半で2-0でした。後半も日本が押し気味に展開。疲れもあるのかバーレーン守備も粗くなり後半22分に退場者が出て、日本は圧倒的に有利な展開に。
後半31分に長谷部がバーレーンのクリアボールを奪い、シュート。惜しくもバーに当たる。田中がつめシュートするもこちらもバーに当たり得点できず。日本の特色の「決定力不足」が出てしまった。
それでも松井に変わった中村(憲)が後半40分にミドルシュート。これが見事に決まった。3-0。残り時間は5分。バーレーンは1人少ない。日本初戦で難敵バーレーンを3-0で完封。と勝手に思い込んでいました。
ところが後半42分に相手の低いクロスを日本守備陣が「ボール・ウォッチャー」になりバーレーンに1点献上。
更に相手ボールを頭でクリアし、GK楢崎に渡そうとした田中マルクス闘莉王のオウンゴールで2点目を献上。これで「死んでいた」バーレーンが蘇り大攻勢。危ないシーンが何度もありましたが、なんとか逃げ切り終わってみれば、3-2の辛勝。大変な試合でした。
85分までは完璧な日本の試合。残り5分で疲れからか凡ミスで2点取られました。
いやはやワールドカップ予選は厳しいもの。見ていまして最初から最後まで「緊張感」がありました。「弱い」「力が落ちた」という日本代表ですが、いやはやなかなか「アジアでは強い」と思いますね。
攻撃陣に玉田、田中、松井のドリブラーが効果的でした。守備ではサイドの阿部、内田も頑張っていました。ボランチの遠藤は攻撃、長谷部は守備とバランスがとれていました。
ただ選手交代には疑問が。松井と中村(憲)の後退は良い。玉田と佐藤。長谷部と今野の交代はどうだろうか。玉田も長谷部も良かったし。せっかくドイツから呼んだ稲本をどうして使わなかったのでしょうか?
相手も疲れていたし、攻撃力のある稲本の存在は相手も嫌がるとは思いましたが。
緊迫した試合は「熱く」なりますね。朝3時起床でしたが眠気が全部飛びました。
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