安心・安全内閣の完全崩壊
農林省の官僚トップの事務次官が辞職したようです。責任を認めるようで認めない。官僚らしい「しぶとい」辞任記者会見のようでした。
事故米食用転売:白須・農水次官が辞表 汚染米流通で引責(毎日新聞)
そもそもこの「事故米」の最初の出荷元は国であります。三笠フーズなどの悪徳業者が独自に中国やタイから輸入し、不正行為をしたわけではない。仕入先が国であることは明白。農林官僚が責任逃れをする発言をすること事態、すでに「食の安全」は崩壊しています。
WTOの関係で米だけは自給率100%の日本が、消費量の10%にあたる外国の米を輸入しています。多く葉輸入段階や倉庫の中で農薬や殺虫剤などで汚染されているようです。まともであったとしても日本の消費者には「売れない」外国産米でありました。
かさむ倉庫代。はやく処理せよとの中央からの叱責。焦った地方の農政局は悪徳業者の三笠フーズに「お願いして」事故米を買い上げていただいた。どうやらこういう図式のようですね。となると1番の悪党は農林水産省ではありませんか。
国民生活に脅威を与え続けた農林水産省。このところ「ろくでなし」の大臣で有名ですが、年金問題ででたらめであった厚生労働省、「タクシー居酒屋」でたかりの財務省、特定業者との癒着していた防衛省。不正経理の国土交通省。
国民のために働く国家公務員の規律が緩んでいるのは長年の自民党政権の「弊害」でありましょう。とうとう「安心・安全」内閣は崩壊しました。
国難に政権を放り出す無責任さにも呆れます。2年連続でひ弱な首相を自民党は圧倒的な支持をして送り出してきました。そして今回は麻生太郎氏が本。
麻生氏が本物かどうかは、ただちに国民に審判してもらいましょう。そうしなければだめです。
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