国は高知市下知地区を見捨てたのではないのか?
今から3年前の平成17年。内閣府が高知県高知市を視察している。視察した地域は低地の市街地である高知市下知地区。一応あたりを巡回して簡単なレポートを出してそれでおしまいであるようです。
いつも指摘しているように、二葉町を含む高知市下知地区は低地。しかも海が近く、浸水に悩まされて来ました。昭和45年の台風10号では地域全体が水没しました。その後雨水排水施設を高知市が建設したため、水の脅威は随分低下しました。
しかし地震の脅威はあります。南海地震がおきたとき、この地域の想定震度は7.地盤が1メートル下がり、液状化する。そのうえに津波が来るそういう惨状が想定されている。
内閣府のレポートは「津波避難ビルが必要」と言うだけで、具体論も、前向きな意見は全然見られない。この人たちは高知へ観光旅行に来たのでしょうか?
高知市下知地域は見捨てられたのです。
下記PDFファイルを参考下さい。 津波避難ビル(内閣府)平成17年
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