映画「光州5・18」を鑑賞しました
上天気ですが今日は海でのセーリングではなく、自由民権記念館での韓国映画「光州5・18」を見に行きました。7月、8月と海での行事がいささかハードで雨で1日も中止がなかったことですし。それに文化も大事です。去年は9月は極度の疲労でめまいでひっくりかえったことでしたし。
さてこの「光州5・18」は実話にもどづいています。時代は朴大統領が暗殺された直後の韓国。民主化運動を進めている学生達に対し、韓国軍空挺部隊が介入し、徹底した弾圧をこん棒で行っていました。1960年に学生革命で独裁政権を倒した国ですから学生達は社会的な支持があるのですし。
両親を早くになくした2人兄弟が主人公ですが、タクシー運転手の兄と高校生で難関ソウル大学を目指している弟の平和な暮らしは軍の介入で一変します。
情報操作と軍事独裁で全土に戒厳令を引き、市民を暴徒と決めつけ、弾圧することで権力基盤を強めていたチョン・ドハン政権時に実際にあった話のようです。全斗煥(ぜんとかん)時代の韓国は夜間外出禁止令があり、戒厳令がしかれていた。との話は聞いたことがありました。
光州における軍の弾圧がこれほど酷いものであったとは。また光州市民は市民軍を組織し果敢に戦ったことも事実であると言います。
平凡な生活が凄惨な市街戦に突入。なんとも迫力があり、また涙が出てくる映画でもありました。
とさりゅうピクチャーズの田辺高英さんありがとうございました。良い映画でした。感謝します。
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