タフな指導者の条件とは?
アメリカの大統領選挙は1年がかりで候補者を絞り上げていく作業。綿々と続く。個人経歴や言動が徹底的に暴露され、マスコミだけでなく、最近はブロガーのチェックもある。先の中間選挙では差別的発言がネット上の動画で暴露され、有力議員が落選することまでありました。
それだけに大統領にいったんなりますと、3軍の指導者という世界帝国の軍司令官。また国家元首として国民の尊敬を集める存在となります。20年前の1988年に高知に来られたジミーカーター元大統領にも米国本土からシークレットサービスが2名随行してきたのですから。
一方日本の指導者はどうなのか?圧倒的多数の政権与党の自民党・公明党の支持を受けながら安倍晋三氏、福田康夫氏は1年と持たず、総裁任期を満了せずに政権を放り出しました。
現在自民党総裁選挙は7人の候補者が乱立しています。最終的には5人程度になりましたが、誰を見てもひ弱さを感じます。G8の首脳だけでなく、中国。韓国やアジア諸国との外交・防衛への対応も即日問われます。安息の日はないポストです。
とにかく来る総選挙で与野党どちらが勝つにせよ、タフな指導者を出さないと日本国は世界の笑いものになります。
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