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2008.09.03

食品偽装、賞味期限の改ざんではないか

 「目くらましに騙されてはいけない。」と前回のブログ記事で述べました。なんだか今回の自民党の総裁選挙と解散・総選挙との関係は、食品偽装や賞味期限の改ざんと似ていますね。

 安倍内閣は発足直後は70%の内閣支持率。福田内閣も50%の支持率があったとか。その内閣政権を投げ出す直前には20%を切っていました。「ボロが出ないうちに。ほとぼりが冷めないうちに総選挙で勝てば良い・」そんなあざとい作戦のようにも思える。

 世間は大不況の真っ最中。自民党の都合で総選挙なんぞやられてはたまらない。一番大事な総合経済対策や、補正予算の成立はやってもらわないと国民生活が滅茶苦茶になりますね。

 自民党総裁選挙が22日に終わる。24日に臨時国会を召集し、冒頭解散。なんていうシナリオは最悪。国民生活無視も甚だしい。

 昨年の参議院選挙が民意の反映であると思いますね。自民党は下野して野党に政権を担当させればいい。また国民も総選挙でそういう意志を伝えれば良いのです。
 野党が本当に政権担当能力があるかどうかは、やらせてみないとわからないでしょう。

 そうなったとしても2010年には参議院選挙があります。野党政権の試金石になります。駄目なら野党は2007年の自民党のように大敗するでしょう。信任されたら野党政権は続くでしょうし。

 議会制民主主義の王道は政権交代です。それも選挙によるものです。1993年の細川政権以来の政治改革が日本型民主主義として機能するのかしないのかが問われています。

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