麻生太郎氏で皆が納得するのだろうか?
次期自民党総裁の大本命は、麻生太郎氏であると言われています。大金持ちで、週刊誌などには毎晩高級な銀座の飲食店で豪遊しているらしい。漫画好きだけで勝手に「大衆の味方」と勘違いして良いものでしょうか?品定めが必要です。
「郵政民営化」が唯一のスローガンで、選挙区横須賀のロックグループ、X-JAPANのコンサートへ行っているというだけで、指導者に待ち上げ、「自民党をぶっ壊す」と言う叫びに、国民は喝采を送りました。結果は国民生活が「ぶっ壊れ」。日本は格差社会になり、不気味な通り魔殺人事件が多発する干乾びた社会になりました。
さて「ローゼン殿下」などと言われている麻生太郎氏。吉田茂元首相の孫。3代目の政治家であるのは安倍晋三氏と代わらない。ただ吉田茂氏は日本の戦後社会をこしらえた巨人でありますね。
GHQに保守反動思想の持つ主として常に批判されながら、朝鮮戦争時に軍備の拡大に応じず、日本国憲法まで活用して米国の言いなりにはならなかった気骨の人でした。
安倍晋三氏が打倒しようとして跳ね返された「戦後レジーム」をこしらえた人が吉田茂氏でした。その社会的な仕組みがあればこそ、敗戦後の惨めな状態から日本は経済成長をし、先進国の1角を軍備に頼らず占めることができました。
| 固定リンク
コメント