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2008.10.14

株価は一時上昇しましたが・・・

  欧州と日本の公的資金を金融機関に断固注入する姿勢が評価されたようで全世界で株価が上昇したようです。しかし問題はアメリカ政府です。常に対策が後手にまわっているからですね。

 ノーベル賞クルーグマン氏、金融危機で「資本注入と保証重要」(日本経済新聞)

 このノーベル賞を受賞されたアメリカの経済学者のクルーグマン氏は、一貫してブッシュ政権の経済政策を批判してきたようです。今回も公的資金の投入が遅すぎ、具体性を欠くので市場関係者が失望し、株の急落になったと。日本と欧州が断固とした態度をとったから株価が一時的に持ち直したのでしょう。

 問題はアメリカ政府。「公共は悪。民間は善」という新自由主義的な幻想にホワイトハウスがとらわれている限り景気の回復はのぞめないでしょう。

 大恐慌の前に無為無策であった共和党のフーバー政権と同様に、今のブッシュ政権は無為無策であるとノーばる賞受賞の経済学者は吠えているようですので面白い限りです。

  ブッシュ政権の対応遅い”(NHK)

 

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