クレジット社会の崩壊
20年前だかアメリカ東海岸の研修旅行でワシントンDCのレンタカー屋でのこと。レンタカーを借りて、近くのボルティモアやアナポリスへ行こうということになりました。
レンタカー屋の親父に現金でレンタルしようとしたら駄目だという。後で理由を聞くと「持ち逃げされたらいけないから。」とのこと。いよいよ人を信用しない社会だ。
うちらのグループにクレジットカードを持参してきていなかったので、別のグループがVISAカードを持参していたのでかろうじてレンタルできました。JCBは当時アメリカ東海岸では全然使用できませんでしたし。
借金履歴のある人が目の前の現金より信用される社会。当時先進国はそんなもんかと思っていました。でもそのいびつな社会が全部崩壊しました。
経済は「経世済民」が原則。自分本位の借金社会はほぼ100年近く続きましたが、環境問題にも良くないし。浪費が美徳と呼ばれた社会は崩壊します。それを前提とした経済もまた影響を受けます。
アメリカ追随政策を遂行し、日本人の美徳や社会観を蔑視した小泉ー竹中の「格差社会賛美ー構造改革」は政治的に一掃されないといけない。日本が滅ぶからです。
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