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2008.10.17

メーカーは中国からベトナムへシフト

「とにかく納期は守らない。約束どうりにしない。品質管理もずさん。何度言ってもきちんとやってくれないし。クレームだらけで疲れた。」

「毒入りギョーザ事件で客先が敏感になり品質管理を言われた。ところが粗悪品をいくら注意しても直らないし。改善しようとする意欲は見られない。」

「特に北京五輪前は仕事がずさん。品薄感があったのか現地の協力工場の責任者も態度が横柄。五輪後もきちんとしないので、とうとう協力工場を来年から中国からベトナムへ移すことにしました。」

「ベトナムは中国よりは貧しいようですが、教育水準が高いように思われますね。こちらの供給したことを納得すればきちんと守ってくれますし。品質管理がしっかりしてます。なにより検査する回数が減るのがうれしい。

 今年はクレーム処理と値上げで追われたので、来年はクレームが少なくなりそうなので、営業活動に専念できそうです。」

 あるメーカーの知人のお話。中国にある協力工場は、品質管理がずさんで何度注意しても改善されなかったとか「。うちの経営者も中国に嫌気を出し、ベトナムの協力工場を探しました。うまくいくように思いますね。」とのこと。

 業種業態はいろいろあります。人件費が安いので中国へ進出した企業の多くは、ベトナムへシフトしているようです。身近な事例でもあったものですから。

 ベトナムも1億人を越える人口があり日本と同じ規模です。人口構成が若いし、活力がありますね。教育水準も高いし。アジアの中の移動が現実になりつつありますね。

 なにかと反日行動がめだつ中国よりもベトナムのほうが日本人と相性が合うのではないのでしょうか。その話だけでは判断できないかもしれませんが。

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