有機農産物は適正価格で
昨晩井上いごっそう農園の井上正雄さんが栽培されている有機無農薬の野菜を届けていただきした。もうかれこれ井上さんとは20年以上のお付き合いになります。おかげでうちの家族も健康です。
お話の好きな井上さんですので、農業に関する話も多様です。
「有機農業のJASSも苦労して獲得したものの、消費者がなかなか価値がわかってくれなくて苦労の連続ですね。でも最近ようやく業者やスーパーのバイヤーも理解してくれるようになった。」
「化学肥料と農薬を使わんと、労力は倍かかって、収穫量は落ちる。どうしてもコストがかかる。順当な価格で買い上げていただかないとこちらも生活ができないし。」
「徐々に理解者は増えゆう。土曜日のオーガニック・マーケットやはりまや市場も売り上げが伸びれば。有機の生産農家も励みになるし増えいうとおもう。」
「石油漬けの農業から脱皮するええ機会や。県も石油費用を補助することよりも高知の太陽と自然を生かしている有機農家の支援をしていただきたいものです。」
有機農業を30年実践している井上正雄さんの話は途絶えることはない。それだけ熱意をもった有機農家が高知にいることを誇りに思います。
今頃は野菜の少ない時期でしょう。路地野菜ですので季節や旬がわかります。消費者にとっても良いことであると思いますね。
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コメント
杉本さんこちらこそご無沙汰しています。
先週は夏の疲れか出てめまいがして半日仕事を休みました。更年期障害なのかもしれません。
杉本さんのような「とんがっていない」考え方が正解ではないかと思います。
投稿: けんちゃん | 2008.10.06 22:21
けんちゃん、ご無沙汰しています。
先日、井上さんも出席していた会議にでてました。確かに、有機農業を取り巻く状況はよくなってきているが、まだまだ、一般の人に理解してもらうまでは行ってないという意見が多かったです。
僕は、無駄な農薬はやめようと言い続け、県庁で20年以上、変わりもんでした。でも、今は減農薬が普通になって、今度は有機無農薬がそこまで来ていると言う話をさせてもらいました。
投稿: 杉本 | 2008.10.05 02:00