無慈悲な後期高齢者医療制度
15日支給の年金からの後期高齢者医療制度の天引きされます。新たに天引き対象の人が大幅に増えました。高齢者の怒りは収まりそうもありませんね。うちの温厚な両親も立派な後期高齢者。父は89歳。母は83歳。いつになく怒り狂っております。
父は戦争へも徴兵され、サラリーマンと個人事業主として営々と70年も働いてきました。現在も自分のこしらえた会社で働いています。その父の汗の結晶であるなけなしの年金から、「介護保険料額」「長寿医療保険料額」(後期高齢者医療制度とは役所は言わないらしい)「所得税」が無慈悲に引き去られています。
この「長寿医療保険料額」はかなり高額であり年金支給額の8%引かれています。介護保険料も3%、所得税も2%近く差し引かれ合計で年金支給額の13%も天引きされています。
これではとても年金だけで優雅な生活などできません。高齢者虐待制度です。小泉内閣時代に自民・公明両党で強行採決した後期高齢者医療制度です。これがひどい。
いままで懸命に働き、戦争へ行き、戦後の荒廃から日本を再建してきた人たちに敬意を払わない悪徳制度ではありませんか。高齢者を大事にしない社会ですので、若者達がささくれるのです。
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