地域コミュニティの大事さ
5日に交流しました神戸市長田区鷹取商店振興組合会長であり、鷹取町内会長の石井弘利さんのお話はすべて実践型。大変参考なりました。
「震災時消防隊が来ても水が出ませんでした。当時の神戸市の水道管はきちんと連結されておらず地震の揺れで外れて漏水していた。また応援に来てくれた各地の消防車同士のホースのジョイントが合わず水が出ないこともあった。」
「当時県知事の要請がないと自衛隊は罹災地に入れなかった。姫路の部隊が須磨まで来ていたのに。長時間県知事との連絡が取れず緊急出動できず悔やまれる。」
「3日間は支援物資がこなかった。着の身着のまま。家は倒壊し、焼きだされたし。地区全体が倒壊し焼けた状態。」
「防災備品がどうのという意見もあるようだが、どんと地震が来たらまず逃げることや。靴を履いて逃げることを第一に考えんといかん。」
「隣近所や、普段の付き合いが大事や。個々の命を守ること。コミュニティの力は大事。どこにだれが、どこに住んでいるのかお互いが知っている関係。情報も伝達されないといけない。」
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