楽観バイアスが1番危険
南海地震は30年以内に来るらしいが、わしらはその頃はこの世にいないので、対策などなんちゃあせん。」と公言する人が多い。自主防災会への参加を呼びかけても「仕事が忙しい」と来ない人も多い。
仕事が忙しかろうが、暇だろうが、お金持ちであろうが、貧乏人であろうが大地震は来ることは間違いない。
過去の大地震でも自宅の部屋で家具の下敷きになったり、自宅の下敷きになり亡くなられた人が多いと言う教訓に耳を貸そうとしない人が実に多い。
「自分のところだけは大丈夫。今までも起こっていないのだから。」という根拠のない楽観主義に浸っている人が多いのには驚く。
食品に毒物が入っていたり、お米に毒物が混じっていたり、安心・安全がキーワードになるほど不安な社会に。株券や投資信託がこれほど暴落するとは昨年までは予想する人は少数派であったでしょうし。
悲観主義である必要はないが、「リスク・マネジメント」という言葉を本当にあらゆる生活分野で実行しないといけない時代になったようですね。
(写真は1946年の昭和南海地震。現在の自宅付近。地震で家屋倒壊後に堤防が切れ、この下知地域は水没しました。)
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