どうなる石油製品の乱高下
アメリカの金融危機からというもの、世界経済は不況になりました。あれだけ高騰していた原油相場が10月に入るや急落、石油製品の原料となるナフサも連動して急落しました。
ガソリンなどは上げ下げから市況に反映されやすいし、元売がそう在庫がもてるわけではないので、価格の影響がすぐに出やすい。石油製品ともなるといくつもの加工段階が絡まりあっているので、世の中にありふれて普及している汎用製品ゆえ、乱高下すると大変は大変。
2004年のアテネ五輪から2008年の北京五輪の4年間はまさに右肩上がりでありました。多い分野では12~14回も価格が上昇した製品もあります。それがここへ来てわからない事態に、
上のグラフは原油価格とナフサ価格の連想の様子ですが(出展出光ユニテック㈱のサイトより)2008年10月に急降下しています。10月16日時点の報道では、原油価格はピーク時の半値以下になったそうです。
このまま下落傾向が続くのか、またまた反転するのかわかりません。このままであれば、年明けから春先に調整機関が来るでしょうし。誰も予想がつかない時代となりました。
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