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2008.10.06

二葉町ー長田区鷹取町交流会を実施(速報)

 10月5日は二葉町自主防災会メンバーと、南宝永町町内会長、高知市議会議員や報道関係の人たち総勢24人で神戸市長田区鷹巣町内会を訪問し交流を深めました。これは神戸市との交流のある防災寺小屋塾頭の西田政雄さんが、架け橋になっていただきました。

 午前7時に二葉町下知図書館をバスで出発、約4時間をかけまして神戸市「人・未来館」へ到着しました。ここは1995年の阪神大震災の罹災状況が「体験」できる施設です。そこであらためて参加者は阪神大震災の罹災状況を確認しました。
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 大掛かりなスクリーンでの阪神大震災の体験コーナーなどがありました。ただ展示品は「陳腐化」しており、一度見たら2度来たいと言う施設ではありません。
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 南海地震の巨大さを示す模型も展示していました。

 続いて阪神大震災時にもっとも被害が大きかったという神戸市長田区の鷹取町内会を訪問しました。会場は旭若松公会堂です。地域は地震で大きな被害を受けただけでなく、震災後の火災で地域が全焼しました。

 鷹取町内からの参加者は石井弘利さん(鷹取商店街振興会理事長)と、チョ・ホンリさん(在日コリア2世。一級建築士。阪神大震災の罹災者でありその後、新潟中越地震の救援隊として山古志村に駆けつけた熱い人です。鷹取町内から17人の人たちも参加いただき、賑やかな異見交流会になりました。

 浜崎為治司市議会議員。長田区選挙区の市議会議員。消防団長も勤められていました。罹災直後から神戸市の市議活動で復興支援されてきました。

 鷹取町内だけで100人を超える町民が地震でお亡くなりになりました。震災後年に2回震災記念日と、地蔵盆で犠牲者の供養をされておられます。
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 森宏二葉町自主防災会会長からの挨拶がありました。石井会長から食事でもしながらということで、地元で段取りしたいただいたお弁当を食べながら交流が始まりました。
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 当日は高知新聞社会部の記者の人や、地元の毎日新聞と、産経新聞の神戸支局の記者も取材に来ていました。
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 震災の教訓を防災に 高知・二葉町市民が長田で交流会(産経新聞)

南海地震対策:阪神大震災被災者に心構え学ぶ 高知の自主防災会が長田を訪問 /兵庫)(毎日新聞)

 なかなか活発な意見が出て有意義な交流会でした。
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(いつも熱いチョ・ホンリさん。おかげで新潟の山古志村と柏崎の地震罹災者のリーダーの方達との交流も当日実現しました。)

 上田貢太郎市会議員と細木良市会議員も参加され「大変有意義な交流会でした。」との感想を言われていました。
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今回の行事の橋渡し役の西田政雄さんのブログにも交流会の様子が掲載されています。


 交流会の様子の詳細報告はまた行います。

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