よさこいファクトリーメンバーが知事と面談
製造業の若手経営者の集まりである「よさこいファクトリー」。その代表者3人が10月10日午後3時40分に尾﨑正直高知県知事と面談し、意見交換を行いました。私もメンバーのはしくれですので、末席で見学させていただきました。
よさこいファクトリーの代表からは「最初は産業振興センターの支援で発足し、現在は47社の製造業関係会社が加盟しています。県や産業振興センターの支援が予算難で減額されてきましたので、現在は会員の会費運営だけになり、ホームページの維持管理で精一杯です。しかも産業振興センターのサイトからも出て行くようにと言われました。
仮想工業団地を目指していまして、県なり、産業振興センターという公共機関が関与しているということが社会的信用を与えてくれます。それをはずさない様にしていただきたいです。」
「私達は補助を増やしてほしいと言っているのではありません。将来は地場産業団体として、大学や高専の協力も得て仮想工業団地を形成していきたいので、県としても是非バックアップをお願いしたいのです。」
「製造業のコミュニティサイト。mixiのようなサイトを目指したいです。ワープロが打てる程度のIT技術の人でもサイトが気軽に更新できる。書き込みが出来ることで、技術の継承と情報発信を分厚く行いたいのです。その開発は高いIT技術が必要です。そのため学の世界の人たちに協力を求めていきます。
またよさこいファクトリーだけでなく高知県の製造業全体にメリットがあるようなサイト構築を目指していきたいし、実際の交流の場もこしらえたいのです。」
それに対し尾﨑正直知事は
「よさこいファクトリーが独自の頑張りで展開していることを改めて調べて驚きました。なにせ財政力のない県ゆえ萎縮ムードになっていた部分はあります。
でも高知県こそ外に打って出て行かないといけないところです。みなさんがた製造業のみならず全産業で同じことが言えます。
(知事との真摯な懇談が行われました。)
高知県としての情報発信力をつけるためにトータルな絵を描いて精査しないといかない。すでによさこいファクトリーの皆さん方が先行して独自にされていることは素晴らしいことです。
今後は県との連絡を密にして高知の産業振興のためにともに頑張りましょう。」ということでした。友好的な面談が行われたことを報告いたします。
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