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2008.10.20

アメリカの衰退ー国際金融サミット開催

 ついにアメリカは英国とフランスの断固とした金融機関への税金投入ー国有化路線に従うようになりました。今だに「自由放任主義」を自認し、「何もしないことが政府の役割」と信じるアメリカ政府。同盟国の欧州も頭に着たからでしょう。

 イラク戦争と放任経済でアメリカ発の金融恐慌を引き起こし、「お前のせいで世界は迷惑しているんだぞ!」と欧州諸国首脳にねじ込まれたブッシュ大統領ですし。

 かつての閣僚であったパウエル元国務長官までがオバマ候補(民主党)を支持する事態に。現在の共和党政権ではたいした景気対策も金融対策もできないと市場関係者は読んでいるのでしょう。

 ブッシュ共和党政権の8年間でアメリカの地位は地に落ちました。政治的にも経済的にも駄目になりました。しかし世界で問題なのは、アメリカに変わる覇権国が見当たらないことです。その不安が現実になっています。

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» 11月金融サミット開催でアメリカ一極支配の崩壊へ [ハズレ社会人]
オツカレです。 いよいよアメリカ資本主義にメスが入ることになりそうだ。 [キャンプデービッド(米メリーランド州) 18日 ロイター]米欧首脳が金融危機対処で首脳会合を提案、11月米国で初会合  ブッシュ米大統領とフランスのサルコジ大統領、欧州連合(EU)のバ... [続きを読む]

受信: 2008.10.21 08:59

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