普及には程遠い日本のヨット事情

日本は「先進国」らしいが、こと海の遊びに関しては全然駄目ですね。アメリカス・カップへの挑戦も先頃終了したマンガ「風のJIN]の中だけのこと。
80年代にサッカーマンガ「キャプテン翼」の頃は日本のサッカーは全然アジアの枠を突破できない状況でした。しかし1994年のJリーグの発足で事態は劇的に変化。五輪は4大会連続で出場。W杯も4大会連続出場に王手をかけている。
しかしマリン・スポーツの低迷振りは嘆かわしい。
マリンレジャー普及に注力…悩みは“笛吹けど踊らぬ” (ZAKZAK)
ディンギーなどは「海の自転車」ではないかと思います。誰かのブログに「海の散帆」とありましたが、まさにそうです。
自然相手のスポーツだけに、人間が謙虚におおらかになると思います。10年ほど前に夜須でシーカヌーやヨットをしていた子供たちのなかから、「海が好きになり」、その後日本郵船へ入社した人や、東大法学部に入学。ヨット部へはいっている人もいます。
私は全然華々しくもなく、だらだらと23年間セーリングをしてきました。健康とおおらかさと、危機管理能力はついたと思いますね。

(海の散帆(さんぽ)は最高!)
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コメント
公文敏雄さんコメントありがとうございました。
この23年間数多くの子供たちと一緒にヨットをしてきました。うちの子供らにも教えましたが、結局しませんでした。
よその子供の面倒をずっと見てきました。夏の間は今でもカヌーやヨットの初心者供養室のサポートをしています。今年は8回ぐらいありました。
中2から一緒にヨット教え、追い抜かれた生徒が大学へ来春進学すればヨットを続けてくれるのかもしれません。
そういう楽しみはあります。
投稿: けんちゃん | 2008.11.29 17:37
東京在住の高知県人で、東大ヨット部OB(昭和40年卒)です。
11月29日の貴殿の日記の中の「・・・東大法学部に入学。ヨット部へはいっている人もいます・・・」のくだりが目にとまりました。これは近年のことでしょうか? 出来れば、学年と苗字を私にメールで教えていただけると幸いです。
投稿: 公文敏雄 | 2008.11.29 10:12