起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し・・・
得手勝手な金融資本の破綻が世界不況が到来。日本は先進国であると自負していたが、この暮れの果てに派遣社員を無慈悲に解雇。住むところからも追い出され寒空に投げ出すといいます。派遣会社は雇用保険にも厚生献金も掛けていないため、失業保険給付ももらえず、国民保険の滞納ということで市町村役場からは請求書が・・。
そんな時代だからこそ「全世界の労働者は団結せよ」ということになります。グローバル社会だ、IT社会だといいましても、勤労者の賃金や待遇が先進国にいながら、開発途上国の勤労者並みに待遇や給与が引き下げられただけであります。
それは労働者がおとなしく、従順だからなめられたのです。そんなときに今は滅んでしまったかも知れず、廃れたこの歌を思い出しました。
起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
醒めよ我が同胞(はらから) 暁(あかつき)は来ぬ
暴虐の鎖 断つ日 旗は血に燃えて
海を隔てつ我等 腕(かいな)結びゆく
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
聞け我等が雄たけび 天地轟きて
屍(かばね)越ゆる我が旗 行く手を守る
圧制の壁破りて 固き我が腕(かいな)
今ぞ高く掲げん 我が勝利の旗
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
あぁ インターナショナル 我等がもの
高校生時代に覚え、大学時代はサークルのコンパで歌っておりました。社会人になってからは歌うことはありません。いまや労働団体も共産党までが歌わないからです。
しかし今の日本国民の立場はこの「インターナショナル」の歌詞のとうりの状態です。権利は戦いとるものであると思います。
堂々と顔を晒して、自分の言葉で話して下さい。仮名で声を変えて出たぐらいで世の中変わりません。悪徳経営者を街頭で告発しない限り待遇改善はありえないからです。
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