夢あるスポーツにも不況の波が
元巨人の上原投手の大リーグへの移籍先がようやく決まりました。ボルティモア・オリオーズです。松阪の移籍の頃に比べ不況なので仰天する金額の移籍金ではありませんでした。欧州のサッカー選手の移籍市場にも影響があるようですね。
大久保選手がドイツへ移籍しましたが、これも移籍金額ではなく「最後の海外での武者修行」ののりでしょう。
国内の大企業が主体のアマスポーツもアイスホッケーやバレーボールで休部や廃部がありました。スポーツを単に企業の「広告塔」と考えるから簡単に切り捨てられるのです。地域とのつながりのない企業スポーツは弱いですね。
不況であっても大衆を励ます存在がスポーツです。スポーツは筋書きのない真剣勝負ですから、人々の心を打ちます。入場料を支払っても大衆はスポーツ観戦に詰め掛けます。世界恐慌の時代でも欧州のサッカーやアメリカの大リーグは観衆をひきつけました。中止にはなりませんでした。
不況で不安なじだいだからこそスポーツ観戦に人々は期待します。政治の「独裁者」では決してありません。
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