40年目の思想的総括をしてみよう
年始のNHKの番組に出演していました評論家立花隆氏が「だいたい40年ぐらい経ってから総括なんてものは始まる。それまでは生生しく、関係者も生存しているので口に出来ない事が多い。」と言っていましたね。
1969年は中学生から高校生になる多感な時代。俗に言われる「疾風怒濤の時代」であります。特に4年も通学した高校時代は苦いだけに「濃厚」ですね。発想の原点がありますね。
時間の経過や成長によって、当時「信仰」していた毛沢東思想が完全な誤りであることがわかったときは少なからずショックでした。勉強もせず学校へも行かず取り組んでいたことが全部間違っていたのですから。
でもそれは私の親の世代は戦争に負けてみんな体験していることですね。吉本隆明さんなんかもその世代ですし。昨年末の加藤周一氏の番組もありましたし、今年は本当にいろいろと考えなければならない1年ですね。ええことです。
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