中心街には駐車場だらけではないか
お正月休みはもっぱらウォーキングの日々ですね。写真は高知市中心街の中央公園北口付近。中央公園地下には公設の地下駐車場があります。またその周辺部は民営のコイン駐車場がたくさんあります。
古いビルが壊されその後が駐車場になっています。
「市内中心街には駐車場がないからいかんのだ。」という商業関係者がたまにいますが、駐車場はたくさん「余っている」状態。むしろ市内中心街から映画館もなくなったし。わざわざ映画を見にいくのに車ころがして渋滞覚悟でイオンモールへいくなんぞ御免こうむりたい。
ようするに高知市中心市街地が魅力がなくなってきているのが原因なのでしょう。「過疎化」しているのです。おろかにも追手前小学校を廃校にするとか。ますます魅力がなくなりますね。
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コメント
政府の政策の誤りが大きな原因。「規制緩和」しすぎたのですね。イオンに有利な政策でした。
これからはイオンに「環境税」などをかけ社会貢献しなければ存在させないようにすればいいのです。
それから中心商店街主たちのエゴと閉鎖性も問題です。人の意見を聞きませんし。
高知は全国チェーンの居酒屋(白木屋・村来来、養老の滝など)が少なく、地元の飲食店ががんばっています。商店街もそうあるべきでした。
投稿: けんちゃん | 2009.01.06 17:36
いまだに駐車場が必要という迷信にとらわれている人々が多いですね。
本当は、駐車場があろうがなかろうが関係ない。要するに街そのものが魅力的でなくなっているわけですね。
しかし、なぜ魅力がなくなったのか、未だに本当の要因は私でもはっきりわかりません。高知の他の都市の商店街とはまったくちがっていたからです。
安芸や赤岡、須崎、後免町などの商店街が寂れた理由はもはや明確です。旧態依然の商売を続け、新陳代謝がなく寂れていきました。今や、ニーズを読んだ魅力的な品物を置いている店もありませんし、陳列にも工夫がありません。全く入ってみたいと思いませんね。それに、商店街はプライバシーがなかったというのも、客が離れていった原因です。買い物くらいは、村社会のシガラミから逃れたかったという住民の心理があったと、ある本には書かれていました。
しかし、高知市の中心市街地はそうではありませんでした。高知県下から人が集まってくるだけに、店員と買い物客が顔見知りということもありませんし、決して下らない商売している店ばかりではありません。そういうやる気がない店もありますけど、影に隠れていたように思います。ファッション関連などは、しっかりした品物は、高知市中心街のお店でしか扱っていなかったですし。映画館もありました。
単純に言えば、「イオンができたからそっちに人が集まるようになった」ということでしょう。特に、こだわって吟味して比べながら買い物するつもりでなければ、イオンだけ行って中心街はスルーすればいいわけですから。
将来的には、中心街も再起してもらいたいとは思います。
投稿: やっしー | 2009.01.06 13:14