新堀川の道路工事はやはり愚かな工事
工事をしていない新堀川の横堀公園近くの河床にはアマモが自生しています。ここを棲家にしてカニや魚が生存していましたが、高知県土木部都市計画課高知駅周辺都市整備事務所の道路工事「はりまやー一宮」線の工事でまもなく破壊されるでしょう。
かつてキャンドルナイトや詩の朗読がおこなわれた「階段護岸」(その昔はこの階段を利用して筏にした木材を荷揚げしていたとされています。まちのつくりのいわれがある階段護岸ではありました。)
結局「橋をこしらえている」ことと同じですね。将来これは「メンテナンスはできませんね。コンクリートが劣化し「爆裂し」倒壊する可能性も100年以内にはあるでしょうし。
新堀川は江戸時代に町民が見自らの資金と労力で、江ノ口川と堀川をつなぐ、運河として建設したものです。今風に言えばPFI(民間活力)の先駆的実例でしょう。
それを国から「道路特定財源」がついたと言って、それほど緊急に整備しないといけない道路でもないのに、取り急ぎふたをして、道路化してしましました。実に愚かな行為です。
中心街には車はそれほど通過しません。「時代遅れの」道路建設こそ、国を県を滅ぼす元凶ではないかと言う見本ですね。
都市空間における「貴重な水面」を簡単につぶしてはいけません。
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コメント
たぶん「笑いもの」になるだけでしょう。「ばら撒いたら」こうなるという見本ですね。
県議会への工作も失敗しましたから、とめる方法はありません。市民側の完全敗北でした。
投稿: けんちゃん | 2009.01.06 17:38
この愚かな工事をやめさせる方法はないものでしょうか?
これがどれだけ愚策であるかということを、日本だけでなく世界全体で問うべきでしょう。
英語やドイツ語、韓国語で新堀川問題のサイトを作成し、youtubeでも動画発信すればなんかの反応はあるかもしれませんね。
投稿: やっしー | 2009.01.06 13:19