チェ28歳の革命を見ました
(イオンは昼間は込むので行ったのは午後7時半過ぎに行きました。)
前回イオンのシネコンへ行ったのはいつだったか。2年ほど前でしたでしょうか?「硫黄島からの手紙」以来。 映画館が郊外のスーパーのなかにあること事態が間違い。とてもいやなところにある。でもこの映画見たいので最終上映時間帯に見に行くことにしました。チェ28歳の革命を見ました。
チェ・ゲバラはキューバ革命の英雄。アルゼンチン出身の元医学生。学生時代に友人とオートバイで南米大陸一周をしたようです。その後メキシコである女性と知り合い社会運動をやり始め、キューバ革命に参加する。そして革命は奇跡的に成功。閣僚となるが、その地位に飽き足らずあらたな革命をするためにボリビアに赴き、そこで悲劇的な死を迎える。
いまや世界的なカリスマ。うちの子供もゲバラの肖像を描いたTシャツをプリントし、夏に着ていましたし。40年前のカリスマはゲバラと毛沢東でしたが、毛沢東は陰惨な独裁者に過ぎなかった事実が暴露検証され、私の中では消え去りました。
それで映画の感想。「・・・・・・・・・・・。」です。やたら戦闘シーンが多く今ひとつでした。ゲバラの生涯をよく知らないと意味がわからないのではと思うストーリーでした。
ゲリラ戦をしている場面と、革命後ゲバラがキューバを代表して国連総会へ出席したり、米州諸国会議で演説したり、やりとりがダブって描かれています。
「独裁主義的で最初からテロリストだった」という親米国の国連大使。ゲバラは「あなたの国はわずかな地主が富を独占し、国民はその日の暮らしもできず搾取されている。キューバは国民の支持があったので革命が成功したのだ」と反論します。そのストーリーが映画の戦闘シーンや行軍シーンの連続でした。
以前に見たテレビのゲバラのドキュメンタリー番組のほうがはるかに面白かったとは思いました。
それで続編の「チェ・39歳の別れの手紙」はあまり見てみたいという気持ちにはなりませんでした。わざわざイオンへ行くのも気が重いし。それだけの動機はありません。
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