敢えて少数派になるのを恐れない
昔から日本は「目立つ」ことを避ける社会。タブー視する社会。その「卑屈」な傾向は文明の利器であるネットの社会でもその負の遺伝子は受け継がれている。民間の匿名掲示板。ほとんど眺めることはないが、「安全地帯」にいて、権力に迎合し、無神経で人を攻撃する連中が多いこと。
40年前前後の社会運動の惨敗と悲惨な現実の責任は自分も少しだけ負わないといけない。若い世代に正確に自分の体験を伝承したと言えないからです。
数少ない日本の社会運動体験者も、少数の「僅かな短期間の勝利体験」を誇る「同窓会」に集う還暦世代と、「良い思いは何もなかっが陰惨な体験派」に分裂していますね。
私にとっては思い出したくない体験ばかりです。ただ現実に対して、自分の体験を相対化し、反省し、総括することが今後の課題であると思います。
頼るべき、憧れの社会思想も社会運動もありません。自分でそれを構築していくしかないということを思い知りました。
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