2年前とは様変わりの世相
家の片づけをしていたら2年前の新聞がでてきました。日付を見ますと2007年5月。小泉氏が2005年に獲得した「郵政選挙」での与党3分の2の特典を活用し、7月の参議院選挙でも勝利し、国民の信託を得て日本国憲法を改正し、「戦後レジームの克服」を一気にファシストの安倍晋三氏は意欲満々でした。
また1面の横にはクライスラーが金融資本に身売りするとかの記事。結果はどうなったかは調査していませんが、これまた今から見ると不思議な記事です。
当時は「憲法改正」が大きな話題でした。「護憲派」といわれる人たちは危機感を露にしていました。しかし有効な手立てはなく少数勢力、泡沫勢力に成り下がっておりました。
しかし7月の参議院選挙は自民党の惨敗。
争点は安倍首相の言う「憲法改正」なんかではなく、年金問題や公務員の不祥事。閣僚の失言問題でした。
この後9月にファシスト安倍は表舞台から去りました。吉田茂氏のこしらえた「戦後レジーム」の前にひ弱なファシストは砕け散りました。でも安心はできません。
それで今日(2009年2月3日)の新聞1面。定額給付金をネットカフェの市民に渡すことが可能かどうかの議論。またオーストラリアで天然ガス資源が発見されたとの記事。様変わりしています。
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