匿名ならなにを言ってもいいなんて事はない
ある売れないタレントの個人ブログが「殺す!」などのもの騒ぎな匿名の書き込みで「炎上」し、話題になりました。これは匿名であることの気軽さから来る「犯罪」なので書き込み者は厳罰になるのではないでしょうか。
芸能人ブログを集中攻撃、「炎上」させる…18人立件へ(讀賣新聞)
讀賣新聞の記事の中で注目したのは書き込み者はいくら匿名でも「特定」されることですね。
「警視庁で通信記録を調べたところ、数十人が書き込みをしており、その中から執拗(しつよう)に悪質な書き込みを繰り返していた18人を特定した。」(讀賣新聞記事)
面と向かっていえない事は、匿名で言ってはいけないということなのでしょう。
心配なのはこのうような非常識な人の書き込みで、「国家権力がインターネットに必要以上に介入してくる」ことです。例の「共謀罪」なんかは簡単に適用されるのではないのでしょうか。
「殺す」と書き込めばこれは「殺意があった」と断定されます。通信記録として文書で残りますし。証拠として検察側に出されたら反論するのは大変みたいですね。
「匿名の気安さで書き込みしました。」と弁明しても複数回その「匿名の気安さ」で書き込んでおれば、これは「殺意があったのは明白」と立件され、執行猶予のつかない実刑判決が出る可能性も否定できません。そうなれば「人生おしまい」ですね。
せっかくあるブロードバンド。「しょうもないこと」に利用しないでいただきたいものです。
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コメント
やっしーさん。題になるだけでもよしとされたらいかがでしょう。
それなりに論評するには勉強しないといけないし。匿名で「死ね!」と言うだけなら考える必要性はありません。
国家権力のネットへの介入を防ぐためにもしょうもないことにネットを活用しないでおいただきたいです。
投稿: けんちゃん | 2009.02.06 18:12
そうですね。
某匿名掲示板のやつらも、私のブログの内容について、掲示板でピーチクパーチクと騒ぐだけで、きちんとコメントなりしようとしない。何でできないのでしょうね?
投稿: やっしー | 2009.02.06 16:08