米沢藩は餓死者はいなかったとか
今年の大河ドラマは天地人。その主人公の直江兼続の上杉藩。後に関が原の戦の敗戦で120万石から30万石に減らされ国替え。しかし大幅な経済力の落ち込みにもかかわらず、今の「人でなしの」大企業経営者のように藩士のリストラを一切しませんでした。
大大名の上杉藩は(謙信時代は300万石。景勝時代の会津では120万石でした。東北の小藩(15万石)になりました。それでも歯を食いしばって頑張りぬきました。後に名君上杉鷹山が登場、藩財政を倹約し財政再建しました。
その後全国を襲った天保の大飢饉。全国で餓死者が続出しました。しかし米沢藩だけは人民の餓死者がいなかったそうです。それは何故か?
藩主は溜め込んだ米や食料をそのとき、一気に放出、各地で炊き出しをしたそうです。更に近辺の藩まで助けたそうです。
封建時代にきちんとしたことをした地方政府が日本にありました。 今の政府はあまりに情けない。トヨタやキャノンのような簡単に従業員を切り捨てる企業が日本を代表する企業なんて言わないでほしい。日本人として恥ずかしいし、恥だと思います。
彼らこそ「売国奴」であり、「人でなし」企業です。小泉構造改革は「人でなし」企業を増長させただけであり。結果未曾有の大不況。自分の経営責任を棚に上げ、労働者を路頭に迷わす経営者は地獄に落ちるべきです。
米沢上杉家の凄さを見習わなくては。
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