子供の撮影も出来ないなんて馬鹿げている
今朝のyahooニュースを眺めていて驚きました。和歌山県の中学校で卒業式会場での保護者によるビデオや写真撮影を事実上禁止するとか。「個人情報の保護のため」であるのが理由らしい。おかしなことです。
撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山)(紀伊日報)
一部に苦情があったことへの「過剰な」判断を学校当局がしたのでしょう。そしたら学校側の許可した写真屋だけが卒業式風景を撮影できるのでしょうか?その場合は自分の子供以外の学友の写真の顔に全部ぼかし処理がされるのでしょうか?そう考えれば考えれるほどばかばかしい限りです。過剰反応ではないのか。
入学式や運動会、卒業式は、家族の大きな「イベント」。保育園・小中高の運動会では場所取りが大変で、3客を持ってくる父兄や、本格的な撮影装置まで準備する父兄もいましたね。更にはじじ・ばば軍団までいますし。
あくまで中心は自分のこどもであり、その横や背景によその子供が写っていたところで関係のない話でしょうし。
それを全部禁止するというのは、父兄は学校行事に参加するなと言っているのに等しいこと。
マスコミが凶悪事件がおきるたびに犯人の学校時代の写真を使用し、学校時代はこうでした。などと1パターン興味本位な取材をするからこうした「過剰反応が出るのでしょう。
では実際に父兄が卒業式会場でビデオ撮影や写真撮影したらどうなるのでしょうか?卒業式の最中につまみだされるのでしょうか?先生とつかみ合い、大声での言い争いになれば「厳粛な」雰囲気もなにもあったものいではない。
そうなると父兄の手荷物検査をし、携帯電話(写真撮影・ビデオ撮影が可能ですし)も会場入り口で押収するのでしょうか?
なんかこうなると「教育」ではなくなりますね。教育はもっとのどかでおおらかであるべきです。
そのうち授業参観もないもかにもが出来なくなるのでは?
| 固定リンク
コメント