福祉の仕事に注目されることは良いことですが・・
自動車や電機など日本経済の根幹の製造業の経営者が「不況」を理由に簡単に解雇をしています。働き口のない労働者が介護職の仕事に挑戦しようとしています。
しかし自分もそうでしたが、2002年頃も、松下寿が撤退するので、介護職の研修が行われていました。私も研修を受け、施設で実習したときも、工場やホテルを解雇された若い人が介護の仕事を求めて研修していました。
重労働の割には給与や待遇が安いのです。介護職は。国のほうが介護保険料を抑えているので、現場の労働者に過重な負担が来ているのです。人間の尊厳に関わる仕事でありながら、給与は不当に安いのです。
小泉ー竹中路線の「骨太」改革(?)とやらで社会保障費が年間2200億円づつ削減されていましたし。今回の不況の要因にもこの間違った政策がありました。
医療や介護の現場はマンパワーが本当に必要です。ちゃんと生活の出来る、家族が育てられる給与と待遇が必要です。それは民間任せでは無理です。介護現場がないがしろにされる給与体系では日本民族が滅びますね。
今回の措置も待遇改善はされていません。結局景気が回復すれば、また人出不足になります。やはり政府を「チェンジ」しないとだめですね。
| 固定リンク
コメント