« 2月最後の日の散歩 | トップページ | 大物新人大迫3分間のデビュー »

2009.02.28

日本語は難しい

Nihongohon_r
  漢字が読めない総理で麻生太郎さんが話題になっています。私も麻生さんを笑いものにできないと思います。表現の間違い。変換ミス。間違って覚えこんだ漢字や言葉。中高年親父になっても間違いだらけ。図書館で何冊か日本語の本を借りて読んでいます。
Kindaichihonmm
 「金田一先生の日本語○×辞典」(学習研究社・2004年刊)を読みました。国語学者金田一春彦氏が、間違えやすい日本語表現をいくつか取り上げ、その解説をしています。読んでみましたが、わたしの場合もたくさんあります。間違って覚えたもの。いくつも見つかりました・

○有頂天になって

×有頂点になって  

*仏教用語で得意、喜びの絶頂にいてわれを忘れること。他にもいくつもありました。

○回顧録

×懐古録

○架空の話

×仮空の話

○歓心を買う

×関心を買う

○三半規管

×三半器官

○弱冠

×若冠

*20歳の男を示す。中国の元服は20歳。男が冠をつけたところから、年の若い男を示す。

○伝家の宝刀を抜く

×天下の宝刀を抜く。

○搭乗する

×塔乗する。

○琴線に触れる。

×琴腺に触れる。

 完全に間違って覚えていた表現もありました。

○濡れ手に粟

×濡れ手に泡

○声を荒らげる

×声を荒げる

○公算が大きい

×公算が強い。

○功成り名を遂げる

×功成り名を上げる

○立つ鳥跡を濁さず

×飛ぶ鳥跡を濁さず

 読んでいるうちに恥ずかしくなるような事態に。ブログを自分は書き散らしていますが、やはりめんどうでも辞書を引いて表現を検証することが必要です。おかしな表現やいい間違いを探して、今からでも訂正しばければならないと思いました。

|

« 2月最後の日の散歩 | トップページ | 大物新人大迫3分間のデビュー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本語は難しい:

« 2月最後の日の散歩 | トップページ | 大物新人大迫3分間のデビュー »