実は高知は豊かなのでは?
上の図表なんか見せられると高知県は沖縄と並んで所得が最低。うちは家内が沖縄ですから、貧しいもの同士が家庭をもっているのでより深刻であります。都市インフラが貧しく、1人あたりの都市公園面積も高知市は最低ランクであると思います。
しかしさにあらず。鷹匠公園から望む高知城。うっそうとした樹木の中にそびえている高知城天守閣。決して貧しい国の風景のようには思えません。
鷹匠公園隣には三翠園というホテルがあります。昔は土佐藩主山内家の屋敷跡がホテルになっております。地域の余裕を感じる空間でありますね。
朝から鏡川の水に入り、魚採りをされているおじさんがいました。高知市の中心街を流れている鏡川。魚採りができることは豊かさの証ではあります。
水鳥も多く鏡川に浮かんでいます。えさとなる魚がいるからでしょう。
何年か前に話題になりましたUFO船。宴会用の船です。こしらえた人はユーモアのある人だったんでしょう。
また鏡川河川敷には人工トラックがありました。陸上の練習をするのでしょうか?教育委員会がないやら書いて掲示をしています。
またお地蔵さんもありました。どんな事情で設置されたのかは不明です。
鏡川沿いにはハゲタカ・安売りスーパーの店舗がありました。昔はここはニコホンという地場産業の衣料品工場がありましたが、今はハゲタカ・スーパーとマンションになってしまいました。
高知市の水道水の取水口があるところ。堰があり、鏡川から取り入れ、旭にある浄水場で消毒され(昔は水源地と呼ばれていました)高知市内へ上水道が供給されています。
昨年10月に1ヶ月間だけ橋本大二郎さんが後援会事務所として借りていた事務所跡です。空き家になっております。
濱長という料亭が最近復活したそうです。お座敷遊びができるようですが、新しくなってからは行った事はありません。
今日は22日の夜須でのウォーキングの事前運動ということで2時間半程度歩き回りました。暖かいので大汗をかきました。
鏡川河畔を歩いて見ましてつくづく思いました。都市公園面積が少ないとか言うのは、「役所の統計にすぎない。」ていうこと。鏡川という清流が高知市の中心を流れている。その両岸は公園があり、堤防もゆったりと歩けますし。
こうした無料の散歩ができる施設が街中にあるのは豊かな証拠です。欲を言えばもう少し水量があり、魚採りやボート遊びが出来れば最高ですね。
大昔アメリカのセントルイス市へ行きました。あそこもミシシッピ川河畔に公園があり散歩スペースがありました。動物公園や散歩できる公園が市内のいたるところにありました。そういう数字にあらわれない豊かさを大事にしたら良いと最近はつくづく思います。
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コメント
やっしーさんコメントありがとうございます。
もっと酷くなったのは中央公園ですね。緑が少なくタイル張りで夏の暑いこと。
市民の意識の中に街路樹を「敵視」する人(落ち葉が落ちる。鳥が集まり糞をする)が多いのも一因。
市民が気軽に安全に(高齢者も幼児も、障害者も)できる街並みづくりが必要です。
投稿: けんちゃん | 2009.02.08 09:45
杉本さんコメントありがとうございます。散歩では鏡川の下流の鏡川大橋から、川原を歩き続けて上本宮まで歩きました。
朝でしたので、釣りをしている人は川へはいっているおっさん以外には見かけませんでしたが、鳥がたくさん集まっていたので川魚はおると思いますね。
願わくは水量がもっとあれば豊かになれますが・・
投稿: けんちゃん | 2009.02.08 09:42
鏡川はたくさんの魚がいますよ。昨年、病気で実行できなかった、「臨水前でアカメを釣る」に今年は挑戦したいものです。職場から、徒歩10分。若い知事のもと、夜遅くまでの仕事が続くでしょうから、夜釣りには都合よい?
投稿: 杉本 | 2009.02.07 22:57
高知市および高知県はかつては、街路樹の整備を積極的に推進して美しいストリートを出現させていましたが、地下駐車場を整備が始まった10数年ほど前からおかしくなったようですね。
はりまや橋交差点にあった立派なヤシの木がある日突然消えてから、どうもおかしくなったように思います。電線を地中化し、歩道を綺麗なタイルに替え、はりまや橋の欄干を取り替えたりして景観を改善したつもりでしょうが、街路樹が徹底的になくなったため、貧相な街並みになったと思いますね。
電車通りをもう一度、緑豊かなストリートにしてもらいたいですね。
投稿: やっしー | 2009.02.07 22:16