小沢一郎氏を批判できるのは共産党だけ
民主党党首小沢一郎氏の公設秘書の政治献金をめぐる逮捕と強制捜査にたいして、昨日小沢一郎氏は記者会見しなんらやましいことはないと表明しました。しかし多くの国民は納得しないでしょう。賛否両論ですね。
【小沢氏秘書逮捕】小沢氏側団体が主導 西松建設トンネル献金(産経新聞)
しかし「政治資金規正法」というのもなんだかわかりにくい。どうでも解釈できてしまう。
「企業献金の禁止 企業献金について政治資金規正法は、政党と政党が指定する政治資金団体に限定し、献金する場合は、政治資金収支報告書への記載を義務付けている。一方、政治団体の献金先は政治家本人や立候補者を除き、制限がない。違法に企業献金をしたり、受け取ったりした場合は1年以下の禁固または50万円以下の罰金、本人と違う名義の献金の授受では3年以下の禁固または50万円以下の罰金が科される。」(文面は時事通信ネット版より引用しました。)
こうなると企業・団体からの寄付をもらっていない政党は日本共産党だけではないか。また共産党は政治資金規正法にもとづき企業・団体からの政治資金を規制するかわりに国が税金から政党助成金を交付してきましたが、一貫して受け取りを拒否しています。
この点は共産党は立派であると思います。大いに他の政党を批判していただきたい。
小沢代表と民主党は国民への説明責任を果たせ志位委員長会見(09.3.4) 共産党の動画
アメリカの大統領選挙ではオバマ氏はネットを活用し、市民の小口献金を集めました。その額は巨額でした。日本も企業や団体の政治献金は原則禁止すべきです。個人の献金で政党が運営されないと民主主義は機能しないでしょう。
関連サイト記事「共産党に未来はあるか?」
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