おめでとう原辰徳監督
仕事で殆ど(昼休みの時間は見ましたが)見れなかったWBCの決勝戦。延長にまでなり日本が韓国に5-3で勝ち2連覇を果たしました。よくぞ頑張ったと思います。
面識はありませんが原辰徳監督も大きなプレッシャーがあり、目標を達成したのでさぞかし嬉しかろうと思います。
「物凄いスピードでバットを振っていた。原辰徳のチームに勝てるとは思わなかった。」と知人は言います。彼は昭和50年の選抜高校野球決勝戦で、原氏の東海大相模高校と対戦し、確か10-5で破り優勝した高知高校のメンバーでした。
ちょうど学生時代で、東京にいまして郷土代表の高知高校の快進撃をわくわくしながら見ていました。そのスター軍団に田舎の高校が勝ったのですから当時の喜びもひとしおでした。原氏は後に東海大学へ進学、卒業して巨人へ入りました。プロでもそこそこ活躍されました。
それは長島ー王というポスト・スーパースターの後釜の巨人の4番打者だっただけに大変であったと思います。また今回も前回の覇者は王監督。その後釜で「若大将監督」と揶揄され、批判されながらの快挙でありました。素直に喜びたいと思います。
原氏は前任監督の王氏のようなスーパーな実績も、カリスマ性もない中高年監督でした。スター軍団の選手やコーチを纏め上げ、結果をだされましたので立派です。
作戦や戦略では韓国の金寅植監督のほうが策士で1枚上でした。総力戦で日本が韓国を僅かに上回りました。
不振であってもイチローや岩村を使い続けた忍耐力や選手への信頼が最後の最後で生きたと思います。
素直に原監督におめでとうと申し上げます。
| 固定リンク
コメント