政治と金の問題ー市民側の責任
3月22日にサロン金曜日という市民団体の主催の催し「きみはガザを知っているか?岡真理講演会」に子供に行くように言いました。そしたら「参加料を1000円も支払って休日にいくのはどうかな。高いし。」という反応。
「講師を呼んだり、交通費や宿泊費用、会場の借り賃などで組織と関係のない市民グループが主催するのでコストは参加者のフ負担になる。政党や企業のスポンサーもついてないし。そうなるやろ。」と説明しましたが果たして理解いただいたかどうか?
若い人はこの種の講演会は、意義があるのだろうが、無料で当然だろうと思っているようです。やはり社会教育が足らなかったんですね。親として失格ですね。
政治と金の問題も政治家ばかり責められますが、お金のかかる政治にしたのは市民側にも責任があります。お金持ちも貧乏人も1票です。税金を払わない人も投票権はありますし。
極論ですが大地主で多額の税金を支払える人だけが選挙に参加できる制限選挙時代は、政治腐敗や買収供応事件は少なかったと思います。金持ちだから必要が無かったからでしょう。
だれもが政治に参加できる普通選挙になって政治腐敗や金権選挙が横行しだしました。
政治家を市政の市民がポケットマネーを出し合って育てていくことが理想です。政治にはお金もかかります。そのお金を市民側が少しずつ自腹を切って負担する。それが民主主義の基本であると思います。
このサロン金曜日の催しは、参加者がポケットマネー(1000円)を出し合い、講演者を招聘し開催しています。今後の政治活動、社会運動を考える上でのモデルとなりうる事業であると思います。
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