教育の本質からはずれている
長年教師をしていた知人がこの春退職した。まだ定年には余裕のある年齢です。
「正直もう疲れた。学力テストを公表し、学力を上げよと。県は1億2千万円を投与しそれをやると言う。一時的な効果はあるが、問題の解決にはならない。教育の本質からずれた議論に付き合うのはたくさんだ。」
「登校拒否はますます増える。落雷問題(土佐高校)や修学旅行問題(高知学芸高校)など、私立進学校は進路指導は出来ても問題解決能力や生活指導は出来ないし弱い。進学校は落ちこぼれた生徒を退学するように持って行く。公立はその受け皿だった。その公立を私立化するようなやりかたには、もうついてはいけない。」と。
教育には熱心な人でした。そうした「熱血教師」がまた1人現場を離れた。
遠い昔のことですが、熱心な教師の働きかけでわたしは今日があると思う。「自主退学して大検を目指したほうが男らしい」と訳知りのことを言い、言い分をことごとく聞こうとしなかった高校の教師集団は何10年経過しても許すことは出来ない。飲食店でもし遭遇したら危ないことに今でもなるでしょうし。
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