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2009.03.27

迎撃よりも回収をすべきでしょうに

  北朝鮮の「人口衛星」打ち上げに対し、やけに政府と自衛隊がハイテンションではないか。浜田防衛大臣は、「迎撃命令」まで出したようです。陸上の迎撃ミサイルと海上のイージス艦の迎撃ミサイルで打ち落とす命令をだしたようです。そう簡単に的にあたるのでしょうか?

 防衛省、ミサイル配備を住民説明へ…東北展開に不安広がる(讀賣新聞)

 北朝鮮は「人工衛星」と言い張っており、1段目は日本海、2段目は三陸沖の太平洋と危険空域も指定しています。

 追跡調査して打ち落とす能力が本当にあるのであれば、落下したロケットを海の上ですみやかに回収し、分析したほうが100倍ましであると思います。破壊すればデータが取れませんし。

 なんか使いたいおもちゃをはやく使いたい一心で自衛隊や政府がハイテンションになっているようで、そのあたりが気になります。「めったに」迎撃できないとは思いますし。そんな機会はめったにないし。

 昔の話ですが、湾岸戦争のときにイラクがイスラエルにミサイルを打ち込んだことがありました。迎撃ミサイルでイスラエルは対抗しましたが、あまり命中しませんでした。あれから10年ぐらい経過しているので命中精度が高くなったかもしれませんが。

 日本の「防衛能力」を見せずに、ロケットの落下物をすみやかに回収して分析したほうが良いとは思いますね。
Iizisukanmisairu
 あれば使いたい最新兵器ではあります。

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