小沢一郎氏はすべてを情報公開すべき
(2004年7月の参議院選挙にて高知市へ来ていた小沢一郎氏)
火の無いところに煙はたちません。民主党党首の小沢一郎氏は、自らの政治資金の流れについて、つつみかくさず国民の前に明らかにすべきです。
そもそも1993年頃も似たような政治的な動乱時期があり、そのときのキーワードが「政治改革」でした。選挙制度を改変し、中選挙区から小選挙区比例代表並立制度にし、「お金のかからない選挙」になるはずでした。そのために国民の税金から「政党助成金」まで出すようになりましたし。
その流れの中で企業や団体からの政治家個人への政治献金は禁止され、政治献金は1円にいたるまで報告義務があったやに思います。事細かく政治資金規正法は改正されるので、政治家秘書のようなプロでもよくわからないと言っている始末のようですが・・。
かつて小沢一郎氏の側近であった平野貞夫さんに以前自分のしていたラジオ番組に出演いただき、小沢一郎氏について聞いたことがありました。
「小沢さんはクリーンな人。ただ東北人特有な朴訥としたキャラクターだし、なにかと誤解されている。自民党にいたらとっくに総理総裁になっていたでしょう。でも自民党では政治改革ができないと判断したから野に下り政治改革を主張されている。」と言われていました。
小沢一郎さんはどう動くのですか?(2004年7月に聞きました)
2004年7月に平野貞夫さんに聞き取りした頃と少しは政治情勢は変わっていますが、参考になると思います。
「自民党を改革することが最初の考え方でした。小沢さんは「自民党から追い出された」というのが、感じです。小沢さんは自民党の「異質物」。
それが本当の理由(小沢一郎さんが自民党を出た理由)だと思います。」
「まじめな方です。「こわもて」というのはマスコミがこしらえたイメージです。東北の生まれの方ですから、寡黙で、説明が上手でないということで、誤解があるでしょう。
筋道を通す人ですから、腹を決めて、自分はかく思うと信念で当たれば、なにも怖くはないという人です。 」
「原理主義者」なのでしょうか?
「良い意味で原理主義者ですね。田中角栄さんいにも可愛がられたけれども、「反面教師」としてとららえておられました。金丸信さんにも可愛がられましたが、迷惑していましたし。かつては「こんちくしょう」(金丸信・竹下登・小沢一郎)と言われていましたが、もうそのような誤解は解けたのではないかと思います。 」
平野貞夫さんの発言を思い出しながら今日の小沢一郎さんの動きに注目したいと思います。
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