都市計画税は必要だったと思う
今から17年ほど前、高知青年会議所時代に、「都市再開発セミナー」を企画運営していました。それで「快適都市」という概念を提案し、温かみのある高知市づくりを提案しました。
高知市総合計画2000が公表された時期でもありました。都市基盤の整備と機能の充実のための計画が多くあり、市民の心を心とする横山龍雄市長が都市整備のっために「都市計画税」の提案でした。
仮に都市計画税が実施されておれば、これほど高知市は財政が悪化しなかったでしょう。
「有利な起債(借金)ができるから、どんどん市の事業を拡大すればいい。それは交付税で返せる。高知市のためには良いことです。」と当時(17年前)に市議会も市幹部も言っていました。
それが今や完全な間違いに。小泉内閣の三位一体改革で、地方交付税は減額。借金は増え続けました。そのあげくに現在の破綻です。 当時はこうなるとは誰も予測できなかったとは言いますが、財源措置をしなかった市当局と市議会の責任はきわめて重いと言えます。
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