小沢代表続投で民主党政権は幻に
昨日の千葉県知事選挙で無所属で自民党が実質推薦していた森田健作氏が民主党推薦候補者に予想どうり圧勝しました。無党派層はほとんど民主党から離反、森田氏に入れたようです。森田氏も自身の知名度を活用しながら、政党色を薄めた選挙戦術が支持され圧勝しました。
千葉県知事選 森田健作氏、イメージ戦略奏功(毎日新聞)
選挙:千葉県知事選 民主敗北、陰る小沢神話(毎日新聞)
国民は「小沢一郎氏の言い分が正しいかどうか」には関心がありません。政治資金疑惑が「嫌なのであり」、政治家の身辺はクリーンであってほしい。潔く代表を辞めてほしい。と身勝手に思い込んでいます。
民主党関係者が小沢代表を続投させるのであれば、国民各位は「民主党に投票しないで小沢代表に消えてもらう」ことを選択しました。「風」が完全に変わりました。
鳩山民主党幹事長は、「小沢氏の責任は党執行部の責任。小沢氏もやめるなら党執行部も総辞職だ」と意気込んでいます。そうならそうしたらいい。手をこまねていると逆風はますます強くなる。
たかだかETCの休日地方高速道路1000円乗り放題で国民は熱狂しました。5月には「定額給付金」もいきわたります。各地で「あやかりセール」もにぎやか。ETCとの抱き合わせ企画も出てきます。おそらく5月の連休前後に大きく風向きは変わるでしょう。
それまで民主党は小沢氏続投であれば、今回の千葉県知事選挙のように民主党は「惨敗」するでしょう。惨敗はしなくても単独過半数は夢になりました。当初の獲得議席数より60議席ぐらい減りました。得に比例代表は駄目でしょう。大都市の「風」は完全に民主党に逆風になりましたから。
糾し自民党にも西松建設疑惑は直撃するので相殺になるでしょう。二階大臣と小沢民主党代表は元は「同僚」ですし。「やっぱり小沢が元締めなんだ」ということになり、民主党はますます窮地になりますね。
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