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2009.04.25

「下流社会」(三浦展・著)を読んで

Miurakaryuuhon
 一昔前のベストセラーだったらしい。近くの図書館で借りてきて読みました。総じてありきたりのことを書いているだけ。それほど共感も覚えない記述でした。ただ以下のところの指摘はあたっていると思いました。

「しかし同時にインターネットは、人間が実際に出会う他者の数をもしかすると減らす危険もあり、実際に歩き回る行動半径というリアルな世界を縮小させる面があることを否定できない。

 簡単に言えば「井の中の蛙」を増やすだけだ。インターネットという世界の窓は、使いようによっては「バカの壁」となる。   (中略)

 自分と同じような人間とだけ付き合って、おれたちはみな平等だ中流だと思っていても、いつも知らぬ間に同じ世代の中ですら拡大している格差に気が付かない危険だってありからだ。」(三浦展・著・下流社会P160

 確かにそれは言えますね。異質の価値観の人と交流するのはエネルギーが必要ですし。ちょっとした勇気もいります。コミュニケーション能力が落ちた人がネットの普及で増えているという指摘でしょうか。

 2001年の小泉内閣以来日本は「格差社会」になりました。社会性の欠落した青年層の存在がより加速させたのでしょう。ネットが社会交流の道具ではなく、人を卑しめ匿名で誹謗中傷する道具(自己責任・非国民発言なんど)でよけいに貶められてきたのでしょう。

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