映画「ヤング@ハート」を鑑賞しました!
(画像はとさりゅうピクチャーズ・ホームページより掲載させていただきました。)
とさりゅうピクチャーズ主催の映画会でした。以前から見たいなと思っていました。家内と2人で県立美術館ホールで最終上映時間(午後7時半スタート)でしたが鑑賞させていただきました。
平均年齢80歳のおじいちゃん・おばあちゃん達のロック・コーラスグループ“ヤング@ハート”のドキュメンタリー映画。彼らが歌うのは、クラッシュやプリンス、ボブ・デュランなど、20~30、40年前のロックです。
わたしや家内の青春時代の昔が甦ります。と同時に、おじいちゃんおばあちゃんが練習を重ね自分達のモノにしたそのコーラスは、彼らの人生もにじみ、心に響いて涙が出るほどすばらしい。
以前鑑賞した映画「アクロス・ユニバース」は全曲ビートルズの曲でした。あれはビートルズの曲を若い俳優たちが演技をしながら歌うというストーリーでした。それになり面白かったです。
参考ブログ記事 ジョン・レノンを偲んでの映画会
今回の映画は本当の話でしたし。
高齢者の人たちがコーラスすると言いましても技量は今ひとつかな。NHKののど自慢番組のように、「自分の世界に入って」音程外れまくりの唯我独尊のアメリカ版なのではと思っていました。
全然違いました。練習場で猛練習。妥協を許さないレッスンの連続。参加者は杖をつきながら参加します。それは歌うことが楽しいからです。しかも「プロ意識」が凄い。
映画の中で刑務所でのコンサート。囚人たちも看守たちも感動していました。
集中治療室で歌いまくったり、輸血をしながら、酸素吸入しながら歌っていました。
映画最後のほうのコンサートの場面は圧巻。歌声は素晴らしく感動を呼びました。皆さん上手です。年輪を重ねて良さがあります。ロックがちゃんと様になっていましたし。かつての日本のグループサウンズより上手い。
インタビュー者が「あなたたちと同じような活動をしているグループはありますか?」と質問しました。
「そうね。ビートルズとローリングストーンズよ。だって彼らの歌も歌うし。」と。
感動的な映画でした。そして励まされました。わたしもああゆう高齢者を目標にします。
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