沖縄の独特の先祖供養
(義父母が眠るお墓。お墓の敷地は70坪。沖縄では普通サイズであるそうです。)
義母の13回忌でしたので、今回はなんとしても行く予定でしたが、直前に断念しました。仕事もそれなりにせわしいし、超高齢の両親も心配であるし。家内は実家だし、子供も沖縄にいるのでうちの代表で法事に出てもらいました。
朝はお墓に行ってお参り。ちょうど清明の季節でもあります。お菓子とお線香を持って簡単におまいりをしたそうです。普通はお弁当を持っていき、お墓の前で食事をするそうですが、今回は日程が立て込んでいるので簡単にしたとか。
お墓から戻ると僧侶がこられて13回忌の祈祷。最近は沖縄でも仏式の法事をやるそうです。普段は会わない親戚一同が集まったそうで、にぎやかだったそうです。法事のお返しが、花畑牧場のキャラメルとは今風ではありました。その後は親戚一同はホテルで会食をしたとか。なかなかあわただしい日程のようでした。
義母が逝去されたのは1997年の事でした。もう12年も前のことでした。穏やかな人柄で尊敬できる人でした。
沖縄の新聞を久しぶりに見ました。1面全面が死亡広告とお墓や法事関連の業者の広告で埋まっています。家計図が描けるくらいに死亡者の一族のお名前が掲載されていますし。このあたりは沖縄独特の風習ではあります。先祖を大事にすることは良いことであると思います。
自分が今あるのはご先祖があってのもの。先祖を粗末にすることは今の自分を粗末にすることであるとつくづく思いました。ご先祖に誓って今を生きようとあらためて強く思いました。
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