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2009.04.14

言い訳から始まる選挙は勝てないのが普通

  「言い訳からスピーチする候補者は選挙で勝ったためしがない。」と思います。
 今回も総選挙まで小沢一郎民主党党首が代表を辞めなければ、民主党は政権交代の絶好の機会を失い、未来永劫「民主党が政権奪取」することはないでしょう。党幹部や民主党代議士に「危機感」がないところに、国民の多くは共感できないでしょう。

 ローカルレベルでも、高知1区の自民党現職の福井照さんの選挙も苦しい。先週の週刊現代の記事の影響は「どのように言い訳するのか」の努力を吹っ飛ばす内容というか写真の迫力。記事内容の信憑性よりも、酩酊している姿をさらしている写真の表出はすべてを説明してしまう怖さがあります。その写真が7年前のものであり、親しい間柄の人でなければ撮影できない状況と想定できるだけに影響は大きい。

 どちらも政党を超えた問題。世間で言う「説明責任」が問われるのは当然。どう切り抜けるのか?窮地をどう脱出するのか?それは公職のリーダーである政治家は問われます。

 アメリカの大統領はこの種のスキャンダルは日常茶飯事。長い予備選挙の時期にプライバシーまで根掘り葉掘り問い詰められ、弁明のやりかたで、まさに「リーダー・シップ」を問われます。説明責任を果たし、マスコミと国民を味方につけた候補者が予備選挙でも本選挙でも勝利します。オバマ大統領がまさにそうでした。

 議員内閣制の日本もまた同じ。アメリカでは投票で州レベルで大統領選挙の場合、選挙人を選ぶ投票をします。日本では内閣総理大臣を選ぶ国会議員をその地域代表として選びます。当然議員は「民意の反映」です。

 小沢一郎氏がどう今後弁明するのか?福井照氏がどのように行動するのか?釈明はするのか。国民として注視すべきでしょう。

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