「小さな政府」の幻想を払拭しよう
国民各位は「小さな政府」と「大きな政府」どちらでも良いのです。この10年ぐらい日本はアメリカやイギリスを見習って「小さな政府」を目指してきました。その結果どうなったといいますと「格差社会」が生まれ、日本人本来の真摯さと勤勉さを失うことになりました。
市場原理主義だかなんだかしらないが、投機主義が石油市場や穀物市場でしていることは、「国際経済テロリズム」ではないのか。勤労者の生活と開発途上国の生活を破壊しています。そればかりか地球環境も破壊しているのです。
「儲ければよい」「伝統にも環境にも文化にも関心がない下品きわまりない経営者たち」それがアメリカ発のグローバル資本主義の経営者たちでした。金融破綻で全世界に迷惑をかけました。許されません。
政府の役目は国民の命と財産を守ることです。ただちにこうした石油や穀物の投機をやめさせ、市場を閉鎖すべきです。7月のサミットの主要なテーマは環境問題ではなく「市場原理主義の終末」「永久撲滅」を全世界に宣言することであると思います。
大正時代には米の買占めに怒った勤労者が米騒動を起こしました。このままでは世界規模の暴動と内乱が起こる可能性が高くなります。
「なにもしない」「手をこまねく」「金持ちだけの政府」が小さな政府の本性です。1日も早く打倒しないと日本社会は崩壊するでしょう。
グローバル資本主義に歯止めをかけ、人間が人間らしく生きることのできる社会をこしらえましょう。
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